怒涛の日々 That’s Ghana!

変化がありすぎてついていくのに必死だった、ここ数週間。やっと落ち着いて日々を振り返れる。ガーナ!さすが予測不可能!

6月26日

ガーナサッカー協会の汚職、審判買収のせいで、6月9日以来クラブのすべての活動が停止していたのだけど、夫のクラブから、7月末頃リーグが再開するかもしれないので7月2日から練習を再開する、と連絡があった。もし今シーズンの前期が終了したこのタイミングで後期がキャンセルになれば、1シーズンの契約である夫は職を失うことになる。もう帰国?と思ってたけど、リーグ再開なら当分はガーナにいられる!もう先がわからないまま待たなくてもいいと思うと幸せ!

 

フランス語がメインの語学学校で、音楽・アートなどのカルチャーの発信もしている。敷地内の木陰やレストランもいい雰囲気。いろんなお試しにも行ったけど、内容的にも価格的にもここが一番私に合ってると思って決めた。
レベルチェックテスト前に廊下に貼ってあったポスターをパチリ。
余裕たっぷり!じゃなく、結構緊張してたけど、かなり待たされてほぐれてきたから。

 

6月29日

アクラに当分いられるなら!と事前にレベルチェックテストを受けていた英語学校「Alliance Francaise」の入学手続きをしに行った。レベルチェックっていっても先生と少し会話して、ランチに招待してもらったお礼のメールの文章を書く、という簡単なテスト。Upper Intermediateクラスになり、7月9日~9月18日、月曜~金曜、8時~12時までの4時間で授業料は1,630セディ(38,352円)+テキスト代180セディ(4,235円)。今月中に手続きすれば10%OFF!これだけの時間数でこの値段はかなりリーズナブルだと思う。ガーナ人の先生だとガーナなまりがきつくてあたりはずれがあるらしいけど(尋ねるのaskがどうしてもaksになったり、生徒から発音がおかしいと突っ込まれたら、私のはクィーンズイングリッシュだからってキレるらしい)プレゼンも多く結構きびしいといううわさ。望むところ、問題ナシ!

同じく申し込みに来ていた中国人夫婦にナンパ?されて連絡先を交換。奥さんが3年間日本に留学していて日本人の友だち大募集中のところつかまったみたい(笑) ご主人がカンフーしていて、私のヒーローはジャッキーチェン!っていうと奥さんはブルースリー!で盛り上がったし、奥さんは料理苦手だから料理ができる男と結婚した、とはっきり言ってるしおもしろい。親近感!これから一緒に勉強がんばろうね。

 

6月30日

夫がクラブのマネージメントとミーティング。なんと、双方合意で契約解消したと!1週間以内にアパートも出なければいけないことになったと!どういうことかというと、ガーナサッカー協会の改革にはおそらくかなり時間がかかりそうなので、やっぱりリーグ再開はずいぶん先になる。夫のクラブは選手の移籍金で運営してるけど、移籍という活動自体が禁止中で収入がないからリーグ再開まで給料は支払われないと言われたそう。ガーナ人ならなんとか家族のサポートを受けて生活できても、外国人である私たちはとうてい無理。日本へのエアチケット2人分もらうということで合意したらしい。そうきたか。急展開だ。責めるべきはガーナサッカー協会!まったくどうしてくれんの!

7月6日

なんとか英語学校の授業料を返金してもらえた! 申込書にも返金不可とあったし通常は無理だけど、たまたまマネージャーがサッカーの監督である夫の大変な状況を知っていたため助けてくれた。ありがたい・・・。念願の学校に通えるチャンスだったけど、仕方ない仕方ない、そう自分に言い聞かせる。

仲良くなった日本人サーファーメンバーに送別会してもらったり、預けてたサーフボードを一緒に取りに海まで行ってもらったり。あぁほんとに帰国モードだ、帰りたくない。確かに一緒に仕事したり、深くつきあったりしてないから、ガーナ人のいやな面を知らない。でも日常生活で出会うガーナの人たちはとてもやさしい。トロトロで子どもがケガしないように手をさしのべたり、重い荷物は必ず近くの人が持ってあげる。降りるところがわからないだろうと思えば、見知らぬ人が、ここで降りるんだよって声かけてくれる。そんな自然な思いやりや屈託ない明るさに、私の笑顔も自然に増えてる。日本がなくしてしまった部分なのかなって思う。そしていい波を貸し切れるガーナの海…。さびしさがつのるばかり。

 

私の生徒の願いごと。彼の3つの願いごとのひとつがこれ、「八橋先生と夫が日本に無事に帰れること」って…ウルウルきた。
希望の高校に入学する夢も科学者になる夢も絶対叶うよ!がんばってね!
私の願いごと。ガーナをもっと知って、もっともっと楽しみたいから。
アクラ日本語補習校のみんな。七夕の日がお別れの日。気持ちのこもった寄せ書きと「ケンテ」というガーナの伝統織物を頂いた。短い期間だったけど、教えることの難しさと楽しさを経験させてもらった。ありがとうございました。また遊びに行くねー!
太鼓部のみんな。放課後の12時30分頃からランチ抜きで練習している。おなかすくよね~。先輩方は音もリズム感も抜群に上手。教えてもらって集中して叩いてるとき、音がそろったときの何とも言えない高揚感!またチャンスがあれば挑戦したい!
毎月最初の土曜日に「Dubois Center for Panafrican Culture」でやってるマーケット。在住外国人向けのラインナップ、価格。おしゃれなデザインのものも多い。なにより緑いっぱいの中でとても心地いい。
敷地内にはガーデンカフェ。Mさんと手作りソーセージのホットドッグ&ビールでまったり。こういう空間がいいよねーと言いながら。

 

7月7日

日本語補習校での最後の授業。私が教えていたシャイだけどがんばりやの中3の男子、2回参加させてもらった太鼓クラブの楽しいメンバー、明るくて積極的な生徒たち、授業の進め方だけでなくガーナでのことをいろいろ教えてくれた先生方、短い間だったけど良い経験をさせてもらって別れが辛い。七夕の飾りつけをして歌を歌って、最後に私のお別れまでしてくれた。寄せ書きの色紙のメッセージに思わず泣きそうになる。中途半端になって本当にごめんなさい。七夕の願いごとは「またガーナに来れますように」。いつかわからないけど帰るつもり!

補習校に迎えにきてくれたMさんと一緒に、月1回開催のマーケットで昼酒。心地いいスペース、もっと早く来たかったな。そして必ず帰ってくる前提で、主な荷物をMさんに預かってもらうつもりでアパートへ向かう。が、途中夫から急にメッセージが入る。ガーナの別のクラブからオファーがあったと。今?! 出発前日ですけど、どういうこと??? とりあえずどうなるのかわからないので、Mさんには申し訳なかったけど荷物は預けないことになった。

19時過ぎ、そのクラブのマネージメントがアクラに同意書を持ってきた。内容確認してサイン。明日8時にアパートに引っ越しの荷物が乗るだけの車で迎えに来てホームのドーマという町へ行くという。本当?やっぱりこの話はなかったことに、ってなるんじゃないの? 何となく信用できない。とりあえずアパートは明日明け渡さないといけないから、荷造りして明日を待つことに。

 

7月8日

結局、次のクラブの指示で、いったん帰国してガーナに帰ってくる、というストーリーになった。なんという展開!なんてリスキー! でもThat’s Ghana、これがガーナ!

 

ジョグしていてみつけた丘へ続く道。このくねくね感に迷わず登ってみる。
丘へ向かう道の途中にはのどかなフットボールピッチ。ヤギ、ニワトリが自由に駆け回る中夫はTRXというキットでトレーニングを始めた。
丘の上にぽつんとある建築中か放置中かわからない豪邸。眺めは最高だろうけど土砂崩れが心配。
丘の頂上からはアクラ市内が一望!トレッキングみたいだったけど来る価値あった!
大きな木に続く道。走って頂上でなんかやって!というリクエストに応えてくれた夫。でも頂上の動きは小さすぎて写真に残せず…ごめんねー
見下ろすと急な斜面に建っている家も多い。どんどん建設しているけど、この辺りの土地は早い者勝ち?
建築中らしき家。ガーナでは完成するまで管理人代わりにそこに住んであげる人たちがいるらしい。たとえば1日2セディ(47円)とかで。もちろん窓も壁もろくにないから雨風にさらされる。アパートに住んでたときもお向かいがそうだった。
「写真撮らせて」というとはにかみながらもうれしそうだった子どもたち。写真は喜んでくれるので必ず見せてあげることにしてる。
子どもたちの住むここはいつ完成するのかな。事故なくできあがるといいけど。
滞在した名前もよくわからない町。
たそがれアニマル、ヤギ編。
たそがれアニマル、ニワトリ編。

ワールドカップを見ている間にディスコに変わってたレストラン。

 

7月10日

そしてトンボ帰りしてガーナに戻る。次のクラブの監督は今日解雇されるらしい。本当にシビアな世界。私たちはアクラのはずれのホテルでまるで潜伏中みたいにこっそりステイ。せっかくだからと近くに走りに行ったらエクササイズポイントや絶景ポイントを発見。身体を動かせる幸せ!これからはヨガもがんばってみようと思い立つ。夜はディスコちっくなレストランでワールドカップ観戦。本当に仕事が始まるのかまだ不安だけど考えても仕方ないから今を楽しむしかない!

 

まるで夜逃げ。
これから8時間の移動!
仮住まいの宿に到着。しばらくしたら家に引っ越すようだけどいつになるやら。
早速練習開始。
クラブ所有のスタジアムがあるのはガーナではめずらしい。
練習風景を見学に来てるサポーターたち。その数に圧倒されてなかなか写真撮れず。頼もしいな。
ドーマアヘンクロの町。
植民地時代の建物が残っているのか、クラッシックでのどかな田舎町。

 

7月11日

早朝4時にホテル出発。新クラブが手配してくれたハイエースいっぱいに荷物を積み込み、夜逃げ感満載で約8時間のドライブ。座席は直角で足元も狭くて腰も心配だし、道路にはスピード出し過ぎ防止のスピードハンプ(減速帯)がありすぎて衝撃強いし、無事たどりつけるよう願うばかり。

12時30分頃予定どおり「Dormaa Ahenkro(ドーマ アヘンクロ)」の町に到着。アクラが大都会に思える、のどかな田舎町。やっぱりなかったことに…ってならずに新しい場所にたどり着けてよかった。実は夫に日本での仕事のお話もあってすでに心は日本だったけど、今回のクラブは昨年のリーグ優勝チームで、CAF(アフリカサッカー協会)主催のコンフェデレーションカップ(アフリカ大陸の王者を決める大会)で戦っている最中で、夫にとってもキャリアアップ。今シーズンの成績が思わしくないため、夫に立て直しともちろん勝利を期待してのオファー。夫にとってチャンスだから、ここはリスクはあっても挑戦すべき、ということでやってきた。

しばらくの住まいとなるホテルで荷物を降ろすや、練習場所であるクラブが所有するスタジアムへ。マネージメントやコーチたちと顔合わせの後、すぐに練習開始。平日の昼というのにすごい数のサポーターが来ている。こんなに注目と期待を集められて夫はやるしかない状態!プレッシャー大好物だから最高の環境だ。私はこの町をもっと知って、とにかく楽しもう!

 

「怒涛の日々 That’s Ghana!」への2件のフィードバック

    1. 藤平さま
      そうですよね!なんとかなるさ!の心持ちでやっていきます!
      日本はガーナより暑くて大変そうですので、くれぐれもお身体ご自愛ください。
      いつも気にして下さってありがとうございます。

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