中央郵便局の近くでポストカードを売っている、という情報を得て行ってみた。ずっとポストカードを探し続けてきたけどどこにも売ってなかったのは、ガーナには個人宅の住所も郵便配達制度もないから、ハガキを送る文化がないせいかも。
覆面記者のおとり捜査がきっかけでガーナサッカー協会の汚職が発覚し、会長辞職・協会解体・リーグ中断という非常事態になったおかげで、いや、なったせいで、急にオフになった夫と久しぶりにバイクで出かける。ほんと、アフリカらしい。先のこと、不安になっても考えてもどうなるかわからないので、とりあえず休日を楽しもうということで。
途中の信号交差点で警官がバイクをとめている。案の定私たちもとめられて書類を出せと言われた。夫が日本の国際免許のコピーを出すと、その警官は「日本語だからお前確認しろ」と言って近くのおにいさんにふった。おにいさんはコピーをみて気づいたらしく「コーチ!行っていいよ!」と許してくれた。違反していなくても、警察署へ連れて行くと言われ、罰金2セディ(48円)くらいを警官にあげて脱出、というのがふつう。今回はラッキー、助かってよかった。






本局の横の路地で無事ポストカードを買った後、まちなみがいつもと違うので歩いてみることにした。このアクラセントラル、というエリアは旧市街地、職人街といった風情の、古き良き時代を感じるまちなみだ。バスステーション・市場を行きかう人の数と熱気に圧倒された。なんだか観光してるみたいでわくわくする。ふと夫が以前ネジをなくして壊れたままで困っていたサングラスも、ここなら修理できるんじゃないか?と気づいてくれたので、眼鏡屋さんを探して行ってみた。お店のおじさんは、サングラスをチラッと見てどこかへ消えていった。そして5分くらいできっちり直ったサングラスを持って帰ってきた! 修理費はわずか5セディ(116円)! 感動して、感謝して、握手して、写真も撮らせてもらった。







奥:ハイビスカスジュース




その後はDVD屋さん自慢の日本映画を見せてもらったり、手作りフルーツジュース屋さんでおばさんと交渉して果物を買ったり、アンティークミシンで洋服を縫っている職人のおじさんたちに写真撮っていいか聞いてあっさり断られたり、いろいろ楽しんだ。

アクラセントラルの帰り道に偶然「ブラックスタースクエア」という海沿いの広場を見つけて思わず立ち寄った。赤・黄色・緑の観客席やフラッグ、モニュメントなどたくさんのガーナのシンボルのある広々した場所で、海沿いだし、またゆっくり過ごしに来ようと思った。



本日の夕食は夫が以前から気になっていたティラピア(白身魚)専門店へ。煙突からのモクモクと香ばしい香りがそそるお店だ。店頭で炭火焼きしてるからきっと安全だろうということでイートイン。1匹(14セディ、326円)を半分づつ、バンク―(トウモロコシとキャッサバ粉の練り物を発酵させた団子)と一緒に食べた。魚に塗られていたソースが美味で美しく完食! 普段魚は鮮度が心配なのでシチューに入っているものしか食べないから、久々の焼き魚は本当に美味しかった。なかなか充実した1日になった。しばらく続くだろう夫の休日、今を生きるしかない!
ちょっとの事では動じなくなるね!
ユカ姉楽しんでー!あたしも楽しいっ♪
みほちゃん!久々!元気?ガーナと気が合うみたいで、どんなことも楽しいよ。みほちゃんも日々楽しんでるだろーなー。また会いたいよ!